黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

骨休め ・・・ あまりアカデミックではないけれど。

事の成り行き

 

 妻の実家から庭で採れたブルーベリー(果実&ジャム)を送ってもらったので、これを使って食パンを焼いてみました。

 正直なところ、これまでは研究を目的としたデータ収集でのパンしか焼いてこなかったこともあって、骨休めと言いますか、息抜きと言いますか、データを取らないパンを焼くことが、すごく新鮮です。

 これも、ブログを始めたことでの新しい環境なのでしょう。

成形・型詰め

  どうせなら、外観もスライス面の内相でも見た目に楽しめるパンの方がいいだろうということで、いつも使っている玉生地(150g 内4個/8個中)にブルーベリージャムを練り込み、編み込みパンの成形で作ってみました。

 型詰めした時のパン生地の収まりは、意外にもすんなりと嵌まったといった感じです。

 この後は、霧吹きをしてラップを掛け、38℃で最終発酵を取ります。

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 発酵

 最終発酵で40分程度たった時点での生地状態です。

 いつもなら、十分に高さを取ってから焼成するのですが、今回は上面の焼色の着色を避けて、外観からでもブルーベリー生地が分かるように焼き上げるため、やや小さめの状態で次の焼成に移ります。

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 焼き上がり

 上面のほんの一部に焼色が付きましたが、焼き上がりの形状は概ね狙い通りの高さに収まりました。

 側面と底面はしっかりと加熱していますので、腰折れする程度のやわな耳(クラスト)ではありません。

 焼色も標準的な濃さで付けてありますので、上面はソフトでしっとり、側面と底面はしっかりと手で持つことができて、噛み応えのある食感となっています。

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スライス面 ・内相

 スライスした内相を見てみましょう。

 内面にできた模様は画一的ではなく、どこを切っても同じ模様は出てきません。

 これはこれで、偶然のアート?を楽しんでます。

 これからは練り込む材料を色々と選んで楽しめることに加えて、豆、栗、小豆等の固形物を混ぜ込んで使っていっても楽しいのかもしれません。

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 あとがき

 今回の食パンも翌日以降の朝食にてトーストとして、味わいました。

 一般的なV字成形の 食パンと違って、内相の目があちこちバラバラですので、食べる度にアクセントが変わってきます。

 使ったジャムの量が少なめだったこともあり、ブルーベリーの味が感じられることは僅かだったのですが、食感のおもしろさといった点では初の体験だったかもしれません。

 ここでひとつ、苦労話を。

 ミキシングからではなく、成形生地の状態から粘性の高いジャムを練り込んでいくことについては、混合の途中で混じり合っていないジャムがキャンバスに粘着してしまい、手やキャンバスにべた付くやら、汚れるやらで取扱いに苦労しました。

 おそらく、粉末状、固形物であれば、ほぼ問題はないのでしょうが、粘性を持った材料は取扱いをもう少し考えていきたいと思っています。