黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

ホールセールのパン (1)塩バターフランスパン

塩バターフランスパン

 スーパーやコンビニで売っている包装された製パンメーカーのパンは、少し季節的なタイミングを外して見てみると、実に多くの種類の製品が出回っていることに気付かされます。

 そんな中で、ヒットして定番製品になっている製品も少なくありません。

 山崎製パンが発売している塩バターフランスパンは、ここ最近のマイブームです。

外観

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  カテゴリーとしては、食事パンと思いますので、選ぶ時の比較対象となる製品は食パンとか、ロールパン(何も入っていないか、もしくはマーガリンが注入された製品)となりそうです。

  外観は、平たい俵型といったところでしょうか。

 斜め横方向にスライスがされていて、全体が7枚に分けられています。

 包装紙には、ロレーヌ岩塩使用と記載されていて、塩へのこだわりを伺わせます。

 こだわりの原材料といった切り口の製品はいろいろありますね。

 今度、集中的に調べてみようかとも思ってしまいます。

 そして、自家製発酵種ルヴァン使用の文字も見えます。

 ルヴァンというのは、小麦、ライ麦、水から起こして熟成させた発酵種で、それを自社培養して使っているということなのでしょう。

内相

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 それで、実際に取り出してみると、まず最初にバターの風味はしっかりと伝わってきます。

 見た目に気泡が大小ばらついていて、本格的なフランスパンっぽさを醸し出しています。

 そういえば、随分以前(調べたら1993年でした。25年前です)に敷島製パンから発売されたそのまんまトーストの内相が思い出されました。

 そのまんまトーストは、山形食パンでしたが、練り込んだマーガリンを完全に生地に混ぜることをせずに発酵・焼成をするため、マーガリンの残っていた部分が大きな空洞となって、同様の内相を形成していました。

食感・味

 塩パンということなら、愛媛県八幡浜市でパン・メゾンというパン屋さんが焼いている製品が発祥えす。

 こちらはメディアでも結構取り上げられているので、ご存知の方も多いのでは。

 塩パンも中にバターが入っていますが、こちらは大きな塊ごと成形時に入れています。

 食べた時にじわぁと染み出してくるバターが何とも言えません。

 その塩パンと比べると、塩バターフランスパンは生地の食感はソフトです。

 食べ方としては、やっぱりトーストして風味・味・食感を楽しむパンだと思います。

 トーストすると、バターの風味は、より一層引き立ってきます。

 味は、素朴な小麦と塩とバター(入りのマーガリンですが)が、バランスよく。

 食感は、しっとりとした感じではなく、歯切れを楽しむパンですね。