黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

ブログを始めるにあたって

主旨

 ブログを始めて2ヶ月ほどになります。

 少し時間を遡りますが、私は大手製パンメーカーにてサラリーマン生活を30年過ごしてきました。

 そして、4年前に会社を早期定年退職して、個人事業を始めました。

 個人事業では、主な業務を製パン企業および製パン機械関連企業の技術支援と考え、並行して独自の研究開発業務を進めていく方向で考えていました。

 一方で時間調整の意味も含めて、これまでに得た知見を一つの文献として整理できたら、との思惑にも駆られました。

 ところが、思った以上に自分の思いをまとめることが大変な作業であることを知らされます。

 そんな不毛な時間を3年半も過ごした時、塵を積もらせて山とできないものか、1日1日にわずかなノルマを自分に課して、最終的にそれらをまとめる方向で進めていくことに決めました。

 そのツールが、ブログです。

 試験的に始めて2ヶ月弱が過ぎて、継続が力であることを実感するにあたり、なぜ4年前から始めなかったのかと今では後悔の念に駆られています。

 これまで、工学系研究者の立場から製パンに関します多くの現象に関しまして、メカニズムを探求し、時には装置開発という対応も図ってきました。

 決して製パン技能を持たれている先人の方々の実績を軽視するつもりは、毛頭ありません。

 ただ、これまでとは別の視点から製パン技術を見てみることで、新たな発見もあるのでは、との理想を描いている自分がいます。

 結果として、定性的な捏ね方や焼き方に関します匠の技を定量化する、これです。

 話を戻しますと、私がまとめたい文献の内容としましては、最終的には製パンの教科書のようなものを目指していますので、できるだけ概要以外は、製パン各工程ごとにまとめていく予定です。

 加えまして、冷凍生地製パン法や湯種製法について対象製品の紹介も交えながらメカニズムの解説をしていければと考えています。

 そして、研究者という立場ではこれまであまり直視してこなかった、消費者ニーズに応えるおいしさ(外観、食味、風味、食感、触感)についてもできるだけ関連付けて、ヒット商品との紐付けができればと妄想は広がっています。

 こんなブログの使い方もありなのか、残りの長い人生の中で結論を探っていきたいと興味津々の壮年です。