黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

講義 帯広畜産大学・食品工学

帯広畜産大学

 昨日の10月15日(月)は、私が客員教授を務めています北海道の帯広畜産大学農学部の学生を対象に食品工学の特別講義を行ってきました。

 科目は食品工学で、講義のテーマは『パンができるメカニズムと食品工学』です。

 講義が午前の2コマ目(AM10:30~12:00)でしたので、当日の移動では時間が間に合わないため、前日からの移動となりました。

 例年ですと、中部国際空港から新千歳空港経由でJR根室本線を使って帯広に入るパターンが多かったのですが、今年9月6日に起こりました北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)の影響もあってか、根室本線のダイヤが慢性的に乱れており、今年は羽田空港経由でとかち帯広空港から入ることにしました。

  駅前のビジネスホテルで1泊して、翌朝タクシーで大学へ向かいます。

 雪が積もっていない時期に帯広に来るのは久しぶりで、やっぱり車に乗っていて安心感がありましたね。

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 大学に着くと、AM9時30分頃の気温は9.3℃を表示していました。

 私が住んでいるところと比較しますと、-5~-8℃といったところでしょうか。

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地域連携推進センター

 さっそく、事務局となっています地域連携推進センターに向かいます。

 民間学連携の施設には協賛企業11社のプレートが掲げられており、その中には私が在籍していました敷島製パンも名を連ねています。

 あっ、そうそう、この地域連携推進センターですが、お茶出し用?に畜大牛乳がストッカーに入っていました。

 いつでも好きな時に飲めるそうです。

 同大学のヒット商品だそうです。

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 そのセンターに隣接するように敷島製パンからの寄付で設置されました『とかち夢パン工房』という製パン実習室があり、研究室の研究実験や学生実験ができるようになっています。

生命・食料科学研究部門

 さて、特別講義はAM10時30から12時00分までの90分です。

 その前に担当頂いています生命・食料科学研究部門の山内宏昭教授の研究室を訪ねます。

 27、28年の長いお付き合いになろうかと思います同教授は、国産の超強力粉『ゆめちから』の開発でも著名な先生です。

 話を講義に戻しますと、70名は入りそうな比較的大きな教室でしたが、今年は受講者数が多いらしく、隣の教室から椅子を運んで受けている学生もいたほどです。

 とはいえ、真剣に耳を傾ける学生もいれば、ほぼ視線は真下…zzz…という学生もちらほらという状況ながら、それでも比較的よく授業を受けている印象を持ちました。

 特に学生の反応を見て、興味を引いていた印象を持ちました内容を記しますと、ミキシングの役割をミキサーのタイプ別に解説していた時でしょうか。

 パン生地を作っていくメカニズムとして、パン生地に加える力を圧力と剪断応力に分けて考察し、ミキシングフックとボウルとの相対的な周速度について解説した時でした。

 パン生地の特性に影響する吸水と延展性への影響について解説した、よいパン生地を作るためのメカニズムの話はおもしろかったのかな、と感じました次第です。