軽井沢のパン屋さんが池袋に
仕事の続きで、まだ池袋に滞在中なのですが、駅地下を歩いていましたところ、軽井沢の浅野屋が店(池袋西口店)を出しているのが、目に留まりました。
浅野屋と言えば、軽井沢旧道にある本店しかイメージがなかったので、早速ホテルに戻って調べてみましたところ、既に東京都内に10店舗も出店されていたんですね。(そういえば、東京駅の中にもあったような気がしてきました。)
それで、つい、食感の異なる3アイテムのパンを購入して、ホテルで食べることに…。
今回購入したのは、
バタークリームパン(216円 税別) … ハード系
なめらかクリームパン(237円 税別) … しっとり系
マシュショコ(345円 税別) … さっくり系
の3品です。
バタークリームパンは、底にパンチ天板の跡が付いていますから、直焼きではなさそうです。
別に石窯のような直焼きでなければならないこだわりはまったく持っていませんので、しっかりした食感や小麦の風味が感じられる生地は好みです。
なめらかクリームパンは、側面の高さが2cm以上ありますので、結構深めのプレス天板かもしくはセルクルのような冶具を使って焼いているのでしょうか。
生地は、ふんわりしていて口溶け、歯切れも良く、カスタードの甘さも申し分ないのですが、空洞の比率がやや大きくないでしょうか。(ちょとだけ気になりました)
マシュショコは、先に十分に焼き上げた小片のペーストリー生地をチョコペーストで焼き固めた上にマシュマロをトッピングしたパンです。
この食感が面白くて、ペーストリー部分はサクサクなのですが、マシュマロがねっとり系ですので、これをハーモニーと呼ぶのでしょうか。
食べている感覚を楽しむことができました。
今度は軽井沢の製品を
ところで工学系の人間としては、そのパンを作っている環境にとても興味を持ってしまいます。
浅野屋の本店がある軽井沢は、標高が1000m前後と非常に高い場所にあります。
標高が高いとどうなるか?
上の写真のような場面に遭遇したことはありませんか?(写真を撮った場所は、軽井沢ではなく、他の場所ですのであしからず!)
例えば密閉されているスナック菓子の袋がパンパンに膨れてしまった…とか。
そうなんです、標高が高くなりますと気圧が低下して空気の体積も膨張するんです。
さらに書き加えますと、水の沸点が下がってくるんです。
個人的には標高の高いところでは、その環境に合った特徴的なパンが焼けると推測しています。
できれば、早々にデータを取って確認したいと思うのは、もはや職業病なのでしょう。
そして、さらにさらに書き加えるのなら、今日食べた同じ商品を軽井沢のお店で購入して食べ比べてみたいと。
結果が出ましたら、また報告させて頂きます。