名古屋駅周りのパン屋さん巡り
意図せず、家族と名古屋駅で昼食を取ることになり、この機会に、と数件のパン屋さんへ足を運んだ様子を今回はリポートです。
私がパン屋さんを覗く時は、通常なら作り方に特徴が見られる製品を見つけた時なのですが、高島屋に入っていますブール・アンジュでは、ショーケース越しにコルネを立てたような成形のモンブランが目を引きました。
立ち寄って店内に入りますと、このパンひとつを購入する訳にもいかない気がして、家族にリクエストを求めます。
結局、セミハード系の生地にクリームをサンドしたロールパンと数種のベリーを生地に練り込んだカンパーニュを併せて購入です。
なんとなく、並べてみると絵になるチョイスだったような。
最近少し意識しているのですが、パン屋さんと言いますのはロジックだけではなく、アートの要素が多分に含まれているのだと。
はっきり言って、私に欠けている重要な項目です。
この足りないスキルをどう補っていくか、これからの課題です。
次に足を運びましたのが、今ではメジャーとなりましたクリスピークリームドーナツです。
この製品が日本に上陸しました際、1号店の新宿まで行き、1時間弱並んで買ってきたことを思い出します。
今回購入しましたのは、オリジナルグレーズドとシナモンです。
ところで、このドーナツに前述の作り方の特徴があるのか、といった疑問を持たれるかもしれません。
実際に同行の家族からも、購入するパンの基準が分からない旨の発言がありましたし。
最近はあまり見掛けませんが、以前の店舗ではオープンなスペースに連続式のフライヤーが設置されていて、次々にフライされるドーナツを見学することができました。
工学系の自分としましては、当然、フライ時間が最も気になるところで、計ってみましたところ、驚くほど短い時間だった記憶があります。
うろ覚えなのですが、片面55秒ずつの両面で2分足らずだったような…、間違っていましたらごめんなさいですが、それほどのサプライズでした。
続いて、目に留まったのはフォションのクロワッサンで、表面の1層のみチョコシートを掛けて成形した製品でした。
連続生産ラインでの製造にも、十分参考にできる成形方法と考えます。
そして家族のリクエストが、見た目重視のハート形のドーナツとこちらもピンクのトッピングが鮮やかなペーストリーです。
・・・正直なところ、これらの製品は技術的、論理的な解説が難しく、苦手です。
話は、少し横道に逸れますが、この日は元々ランチチケットで昼食を名古屋駅近くで食べることから始まっています。
店舗は幾つか選べるのですが、今回のチョイスは味噌カツの矢場とんにしました。
写真の鉄板焼きトンカツですが、見た目よりはとてもあっさりした味付けです。
私たちの周りには中国から来られたお客さんが大勢いらしていて、きっといずれかの情報サイトに掲載されているのでしょうね。
そして、パンの購入(その他の買い物もあったのですが)が終わって、休憩も兼ねたティータイムです。
アフタヌーンティーでは、家族はフルーツティー、私はチャイフロートを飲みながら、歩き疲れた足を労わります。