黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

街のパン屋さん ~ いろねこ食パン(ブルージン)、そして結婚(式)記念日

再び、ブルージン

 以前にも、いろねこの手(ダクワーズ)を紹介しました大阪新阪急ホテルのベーカリー&カフェ「ブルージン」。

 今回は定番のいろねこ食パンを、大阪へ遊びに行った家族にお願いして買ってきてもらいました。

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 今の時期は、春にちなんで sakura(あんこ 550円 税込)が販売されていました。

 桜風味の生地に、あんこを混ぜ込み焼きあげた商品です。

 ところで、見た感じに(いい意味で)裏切られたところを紹介します。

 粒あんを織り込んだ食パンは他店からもいろいろと出ていますが、なんとなく見た目には粒あんの量が少ないのでは?、といった印象でした。

 パン生地の見えている面積占有率が高いように見えてしまったからなのですが…。

 しかし、実際に持ってみると他店の商品と同様にずっしりと重い!

 ん!、といった感触です。

 そして、6S幅にスライスしてトーストしてみます。

 表面がキツネ色に焼き上がったところで、トースターから取出しマーガリンをしっかりと塗りたくります。

 ここでも、なにか違和感が…、そうだ! 粒あんがほとんどこぼれてこない!

 他店の商品ではあんの層がパックリと空洞になってスライスやトーストをした時にぽろぽろとあんがこぼれてくることが多かったのですが、このあん食パンでは起こりません。

 商品の内相を見て気付いたのですが、粒あんの入っている部分は細い線状になっていて空洞がほとんど見られません。

 生地内に塊となった粒あんが入っておらず、その為に見た目には存在感が薄くなっていたものの、実は相当量の粒あんが織り込まれていて、それでいて空洞ができていないので、スライスやトースト時にも粒あんがこぼれるようなことがなかったことに気付きました。

 これは、いいことを教えてもらった、と今日の(後述の)この日に感謝することがひとつ増えました。

 食べた感じとしては、桜風味のパン生地と粒あんが程よくマッチしていて、そこに粒あんの甘さが入ってきますので、この季節にベストマッチの商品です。

 クラムの内相も肌目が細やかで、しっとりした食感ですので、申し分ありません。

 見た目にネコの外観で楽しむことができ、桜の風味で香りを楽しみ、食べて食感と食味で満足できる商品でした。

結婚(式)記念日

 今日は、30回目の結婚(式)記念日です(入籍の結婚記念日は、12月24日です)。

 30回目は、真珠婚式というらしいです。

 なぜ、銀婚式(25回目)以降は、30年:真珠婚式、35年:珊瑚婚式、40年:ルビー婚式、45年:サファイア婚式、50年:金婚式、55年:エメラルド婚式、60年:ダイヤモンド婚式、と高価な貴金属の名前が付いているのでしょうか。

 ある特定の業界の思惑が大いに働いているように感じるのは、私だけでしょうか。

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 とはいえ、妻にはちょっとだけ奮発してデザイナーさんのアレンジフラワーを用意しました。

 すごく喜んでくれて、この日に感謝することがまたまたもうひとつ増えました。