提示サンプルの準備で…
明日から再度中国に渡って、製パンの技術指導です。
今回は、先月の指導で概ね方針が固まりましたので、ライン製造するパンのイメージを伝える為、またまたスーパーとコンビニ巡りをして、サンプル製品集めです。
幸い自宅の近くには、イトーヨーカ堂、イオン、アピタといった大手スーパーマーケットからFEEL、バローといった地域密着型の店舗まで揃っていますので、車で一回りしてくれば、大方の商品は入手できます。
もちろん、コンビニはもっと身近に。
ところで、今回、改めて日本のスーパーを回って気が付いたのですが、パンという商品が実用品としての位置付けから、嗜好品としての対象まで実に幅広い、と。
これは、中国でもハワイでも同様だったのですが、海外のスーパーではパンの陳列棚で商品の数的には多いものの、種類はそれほどでもありません。
つまり、日本ではかつて飽食の時代と呼ばれていた頃に多品種少量生産の流れがパン業界にも押し寄せ、製パンメーカーは随分非効率的な生産を余儀なくされていました。
既に『飽食の時代』などという言葉自体は死語に近いものとなっているように感じますが、現場ではその時の名残が未だに残っているのだと。
市場のニーズに対応できていると言えば聞こえはいいのですが、どう考えてみてもメーカーにとりましては苦労の種ではないかと思えてなりません。
さて、集めてきました商品サンプルは上下の写真の通りです。
食パンから、菓子パン、デニッシュ、パイ、ドーナツ…、トータルで11点です。
もっとも、今では中国の製パンメーカーでも日本で日常的に見掛けます製品を製造していたりしていますので・・・、おっと、少し口が過ぎました。
ところで、これだけのパンをスーツケースに押し込んで、仕事の資料と11日分の着替え(と言っても、途中で少しクリーニング出しますが)を併せて持っていくのは至難の業です。
もっとも、持っていく荷物には、水(ペットボトル3本)、プラスチックコップ(ホテルのコップが衛生的に信用できないということで持たされました)、携帯(テザリング用)のケース、モバイルルーターセット(11日間レンタル 3,323円:Wi-Hoの一番安いプランですが、4Gですし、これで十分!)、といったものも入っていますので、これだけでも結構なスペースを取ってしまいます。
まあ、帰りは余裕でスペースが空くはずなので、手提げバッグとかもうまく利用して、なんとか往路で持っていくことができれば…。
もう時間が…、只今、孤軍奮闘中!