品川エキュートを歩いていると…
『小麦と酵母 満』の食パンを購入して近くを歩いていると、ふと目に留まったあんパン屋さんがあったそうです。
豆一豆
まめ - まめ? まめいちまめ? お店の名前は、なんて読むのだろう?
正解は、『まめいちず』です。
東京駅の文字が焼き印で付けられています、このお店の一番人気「東京レンガぱん(287円 税込)」は、小豆が混ぜ込まれた生地の中に赤練り餡と白餡入りのオリジナルクリームの2層構造のあんぱんです。
看板商品の東京駅の赤レンガをモチーフにしたあんパンですが、外観は上下面に焼色が付いていて、側面は薄っすらと付いている程度です。
あんパンとしましては珍しい角形の形状に、(側面が白いことから)見た目にソフトなイメージが伝わってきます。
おそらく、金属や樹脂のケースではなく、金属枠を使用して平天板に並べ、発酵・焼成を行ったのでは、と思います。
このような製品は下火が十分に効いていますので、見た目の薄い焼色以上に火通りはしっかりとしていて、まったく問題ありません。
BOULANGERIE SEIJI ASAKURA(ブーランジェリー セイジ アサクラ)
品川駅北口を出て、品川プリンスの横を通って高輪警察署と消防署を過ぎたところにブーランジェリー セイジ アサクラがあります。
こちらの食パンも、雑誌「&Premium」(アンドプレミアム)が選んだ、『日本の食パン 名品10本』に選出されているのですが、その商品はとても個性的です。
ここのベーカリーは、自家製酵母を使い分けているとか、種に非常に強い思い入れがあることが感じられます。
それは購入してきたパンを見て、ある意味、日本人気質とは少し異なった感覚でパンを仕込んでいるように思えてきたことに因ります。
まずは、名品10選に選出された食パン(アロマホップ生クリーム食パン(389円 税込))ですが、外観や内相以上に風味を最優先している印象を受けました。
ある意味、支持されるお客さんも分かれると思いますが、店舗の個性・カラーが全面に出されていて、とても好感が持たれます。
このような主張のあるパンは、私も好きですし…。
その他に気になったところで、発酵バターを使用していますクロワッサン(275円 (税込))とアサクラ人気No.1のチーズカレー(346円 (税込))を購入しました。
クロワッサンは、作り手のこだわりが見た目の外観にそのまま出てきますので、食パンに次いでよく購入する製品です。
サックリした食感と食味、発酵バター由来の風味は、満足できるものです。
そしてチーズカレーは、スイス産のグリュイエールチーズを使用しているとのこと。
ヨーロッパでは、チーズフォンデュやラクレットといった主に調理用に使われる材料です。
このチーズを選定した理由は直接作り手の方に聞いてみないと分かりませんが、きっと強いこだわりがあるのでしょうね。(…やっぱり風味?)