ホールセールのパンですが…
今日、少し離れた長久手イオンへ車で行ってきました。
ここにはリテイルベーカリーのBENKEIも入っているのですが、今回はイオンのパンコーナーについて少々。
その一角に Bread Selection というコーナーがあって、またいつもの大手スーパーのPB製品かと思い、その棚の商品を見てみましたところ、ちょっとした違和感が。
(ちなみに近くにはイオン瀬戸水野店があるのですが、そこでは Bread Selection というコーナーを目にしていません。つい最近できたブランドなのでしょうか。)
商品をよく見てみますと、各商品に大手製パンメーカーのロゴが入っているではありませんか!
山崎製パン、パスコ、フジパン、神戸屋…、そうそうたる日本の大手製パンメーカーの製品が同じ Bread Selection というブランドで棚に並んでいるのです。
PB製品自体は、特別珍しいものではないのですが、これまでのPB製品はあくまで売り場であるスーパーやコンビニの表示が全面にあって、実際に製造している製パンメーカーは表に出てこないことが一般的でした。
統一した包装紙に、別々の製パンメーカーのロゴ…、なかなか不思議な感じがしているのは私だけでしょうか。
今回は、その中からパスコのチョコチップが入ったゼブラツイスト(98円 税別 ただし、この日はお客様感謝デーで5%OFFでした)とフジパンのシナモンツイストドーナツ3本入(98円 税別)を購入しました。
これらも含めて、この棚に並んでいる商品は比較的万人受けするアイテムが多い気がします。
他の商品の価格を確認していないのですが、品揃えと金額からコストパフォーマンスが高いことは想像に難くありません。
ところで、今年の桜の季節に京都へ行きました際、河原町五条にあります高島屋B1Fのパン売り場を紹介させて頂きました。
www.santa-baking.work
その時には、別々のリテイルベーカリー(ドンク、進々堂、ペック、フォション等)の商品が同じ売り場のレジで精算されているのを見て、市場の変化を感じたのですが、今回は、それと同様の状況をリテイルベーカリーの商品で見ることになりました。
さてさて、以前にも増して徐々に売り場主体の環境に市場が推移しているように思えてならないのですが、これから作り手の行きつく先は…?
一方、消費者のみなさんにはいいニュースだと思います。
好きなメーカーや店舗の商品を好きな数量だけ買うことができるのですから。