黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

街のパン屋さん ~ Bakery Cafe* HIRO

実験装置の材料を買いに…

 連続式オーブンを使用してパンを焼成しようとしますと、入口から出口までのゾーンの温度設定をどのようにすべきか、悩むところです。

 それでも、なんとかして最適な焼成条件でパンを焼きたいと思った時、必要になってきますのが、焼かれている過程での生地温度のデータです。

 デッキ式オーブンのような固定窯であれば、温度センサーのコードを扉の外に伸ばして生地温度を測定することができるのですが、トンネル式のような連続式オーブンとなりますと、そのような訳にもいきません。

 どうしても、計測器を断熱容器内に入れて、その計測ユニットをオーブン内に流すことになりますし、現時点ではこれが最も容易に解決できる方法と考えています。

 そのような訳で、今回は断熱容器を作成するための断熱材および計測器の保護材として、耐熱性のある繊維を探しに大塚屋(名古屋市東区葵 開店AM10:00)という手芸センターへ家族に付き合ってもらってやってきました。

 えっ、なぜ家族同伴で?、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、以前に同様の買い物があって『実験装置用に高い耐熱性と断熱性を持った無地の繊維を…』と店員さんにお願いしましたところ、ドン引きされまして…。

 しかも、他のお客さんはみなさん裁縫や編み物をされている方々のようで…、はっきり言って私のようなおじさんがいること自体、とんでもない違和感がある訳です。

 とは言いながら、家族分の買い物はこちら負担という条件で付き合ってもらいましたこともあって、材料はすんなり購入することができ、家族の買い物の間、私は近くでお茶して待つことになりました。

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 すると、ちょうど道の向かいにBakery Cafe HIRO というパン屋さんが目に入り、迷うことなく店内へ。

 1977年から店を開いているということは、もう40年以上続いている訳で、その時代は焼き立てパンが流行り始めた頃と思います。

 お店の入口を入って右側にはパン棚があって、まさに焼き立てのパンが並びます。

 ここでは、モーニングセットのパンはトーストと決まっていますので、それとは別に一番目立つところにありましたクイニーアマンをチョイスです。

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 店の一番奥には作業室があって、その中もちゃんと撮影の許可を頂いて写真を撮らせて頂きました。

 三幸機械の発酵室とデッキ式オーブン(4枚差し3段)の他、ドーナツフライヤーも見えます。

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 そして、クイニーアマンとモーニングセットを持って、入口左側の喫茶スペースへ。

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 実食タイムとなって、まずは食パントーストから。

 食感としましては、非常にもっちり感のある食パンでした。

 どこの食パンに近いといった事ではなく、すごく特徴的な食パンといった感想です。

 他のお店で買えない食パンであるが故にリピーターが付いている可能性が高いのでは、との率直な意見です。

 そして、クイニーアマンは表面が硬すぎず、食べ易いといった食感です。

 味も適度に甘く、こちらは逆に万人受けする商品でした。

茶縁

 しばらく待っていると、家族から買い物が終わった旨の連絡が入ります。

 店の外へ出てみると家族が既に信号のところで待っていて、少し離れたところにおしゃれなお茶屋さんがあるとのこと。

 せっかくなので、連れて行ってもらうことに。

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 茶縁(名古屋市東区葵)というお店なのですが…、う~ん、確かにいい雰囲気です。

 できれば、別の機会に文字数を使って紹介したいと思いますので、今回は購入しましたミニ最中(4個入 390円 税込)と葵大福(抹茶大福 4個入 750円 税込)の写真だけですみません。

 さて、これから家に帰って、装置の製作です。