anopan
2020年1月22日に自宅から徒歩15分のところに焼き立てパン屋さんがオープンしました。
以前、ここは私のお気に入りの洋菓子だったのですが、閉店となり、最近工事が始まっていたことで、次はどんなお店が…、と気にしていたところです。
たまたま、オープン5日目の1月26日、前を車で通りました折、なにかのお店がオープンしていることを知り、寄ってみますと、それがanopanというパン屋さんでした。
看板は、まだ以前の洋菓子店のままで、店の外へ出てきてくれました女性に看板がオープンに間に合わなかった旨をお聞きしました。(この女性、ご夫婦で営んでおられるオーナーご夫妻の奥様でした)
ただ、この日は既に商品は完売状態で、ショーケースの中はひとつのパンの姿を見ることもできません。
それでも許可を頂いて、店内の様子を写真に撮らせて頂き、その日はanopanを後にするしかない、と。
お店の奥には、製パンスペースがあり、関東混合機工業の縦型ミキサーや三幸機械のデッキ式オーブン(コンポオーブン)等々が並んでいます。
シンプルでコンパクトにまとめられていて、それでいて清潔感のある、とても好感の持てるお店でした。
ぜひとも、次回はここのパンを買って食べてみたいと。
日を改めて
実は、オープン1週間後に再度開店のタイミングでお店を訪れていたのですが、たまたまこの日は工事?のため休業とのことで、ここのパンはまたまた次の機会に持ち越しです。
そして、その二日後にやっとanopanのパンを買える日がやってきました。
お店の前には、お客さんの車でほぼ駐車スペースが埋まっており、偶然小さな車で出掛けたことが功を奏しました。
そうそう、ちゃんとお店の看板もできていました(すみません、写真を撮り忘れてしまいました)。
既にお客さんが数人列を作っています。(時間が経つと、この日も完売となってしまうのか、とちょっと心配も…)
実際の商品がサンプルとしてショーケースに並べられ、対面販売で注文されたパンが後ろのラックから取り出されます。
この販売方法はとても清潔感があって、個人的に好みです。
今日、購入しましたのは、食パン(ハーフ:1斤 330円税込)、クロワッサン(190円税込)、クリームパン(180円税込)、あんバタ(220円税込)、ミルクフランス(200円税込)、チーズのパン(190円税込)、の計6品です。
チーズのパンは、ちょうど焼き上がった製品があるとのことで数十秒待って、そちらのパンを詰めて頂きました。
食パン(ハーフ:1斤 330円税込)は山形食パンのみで、とても小麦本来の風味が感じられる商品です。
焼き立てということもあったのでしょうか、もっちりとした食感が特徴的で、最近流行りの甘口ではなく、リーンな味わいが印象的でした。
ストレート法?(間違っていたら、ごめんなさい)の良いところを十分に引き出していると感じました次第です。
クロワッサンは層が綺麗に出ていて、手間を掛けた丁寧な仕事ぶりが伺えます。(特にホールセールのシート生地ラインを見ていたりしますと、手間の掛け方が品質に現れることを改めて実感します)
ミルクフランスも、しっかりと直焼きの顔が出ていて、素直においしいです。
見た目が普通っぽくて(…申し訳ありません)、食べてみるとその味に嵌まるパンは、シンプルにおいしいという評価でリピートしたくなりますね。
買いたい理由が『おいしいから』といいますのは、すごい強みだと思うのですが…。
すべてのパンを食べた訳ではないのですが、食パン、ハード系、クロワッサン、ブリオッシュ生地、どれも満足できるレベルでした。
次回は、まず今回購入しなかったバゲットを購入して、それ以外はお店に着いてから考えます。
きっと、次のリポートもあるんだろうなぁ…。