前々回の記事で、 ラトリエ ドゥ プレジール(祖師ケ谷大蔵)をリポートしましたが、実はそのお店に行く途中で、食べログ・東京 パン 人気ランキング第4位のブーランジェリー スドウへ立ち寄ってきていました。
このお店はクロワッサンが人気のようで、人気ランキングでもペーストリーのカテゴリーであれば最上位のランクとなります。
【 目次 】
東京で人気のパン屋さん
突然ですが、東京の人気(あくまで食べログのランキングですが)のパン屋さんが世田谷近辺に集中していることに、ふと気が付きました。
今回は、シニフィアン シニフィエ(第3位)があります三軒茶屋から東急世田谷線で松陰神社前へ移動した訳なのですが、そこから祖師ケ谷大蔵(ラトリエ ドゥ プレジール 第1位)へ向かいましたし、思えば国産小麦のパンを扱っていますブーランジェリー LA TERRE(ラ・テール)も池尻大橋と比較的近くにあります。
私は東京都区民ではありませんので、事情もなにも分からないのですが、たまたまなのでしょうか。(と、思っていましたら、『パンの街 世田谷』とか、毎年行われる『世田谷パン祭り』といった記事が飛び込んできました)
ブーランジェリー スドウ
さて、目的のブーランジェリー スドウへ行くには、東急世田谷線の2両編成の電車を松陰神社前で降ります。
清算は電車内で行いますので、駅に改札口はありません。
駅の先に出口があったのですが、それを知らず電車の進行方向手前の出口から出てしまい、大回りをしてしまいました。
駅の先の出口を出ますと、すぐ左手にブーランジェリー スドウが見えます。
この日は小雨が降る中、既に結構な人数が行列を作っています。
コロナ禍で、店内に入れますのは3名までの制約が設けられています。
やっと、私の順番が回ってきましたが、残念ながら店内は感染防止の観点から撮影はもちろん、携帯の使用も禁止となっていましたので、このお店での撮影はここまでとなります。(ただ、店員さんはすごく優しく『コロナ禍が落ち着きましたら、その時は撮影していって下さい』とお声掛けを頂きました)
店外からの写真でもお分かりの通り、並べられていますパンは華やかといった表現がピッタリくる商品ばかりです。
購入のパン
ブーランジェリー スドウの人気商品はクロワッサンのようなのですが、10時の開店に対して10時30分頃の到着だったにも関わらず、既に品切れとなっていました。
追加はあると思うのですが、さすがにそのタイミングを待っていられる時間の余裕もありませんでしたので、今回はペーストリー製品を含めて4品のパンを購入しました。
この後、仕事のアポイントメントもありますし、もう1軒のパン屋さんへも行く予定でしたので、たくさんのパンは買ってこられません。
食べログのコメントでは、ブーランジェリー スドウのパンは既に料理の域に達している等、熱狂的なファンもいるようですが、たしかに1品1品がいずれも手が加えられている高価なパンを演出しています。
ショコラフランボワーズ(450円 税別)
すみません、持って帰ってくる過程でトッピングの部分が崩れてしまいました。
家族はベリー系が好きですので(フランボワーズ = ラズベリー)のペーストリーをチョイスしました。
この商品、華やかな見た目にも非常に映えるパンなのですが、加えて生地の層がとてもきれいに出ていることに目が留まりました。
一口食べてみましたところ、サックリとした1層1層の生地がとても心地良い食感を醸し出します。
連続生産ラインで対応が難しいと考えていますパンのひとつが、このようなきれいな層の製品で、また別の機会に解説できればと思っています。
クイニーアマン(350円 税別)
同じくシート生地から作りますクイニーアマンを購入しました。
上面(焼成している時は底面)のカラメルが独特の歯応えの食感となります。
裏面(焼成している時の上面)は、少し生地がはみ出てしまったみたいですね(御愛嬌ということで・・・)
大納言(230円 税別)
せっかくですので、ハード系のパンも購入しました。
大納言小豆を包んでロール成形し、馬蹄形に成形した商品です。
裏面を見てみますと、手粉が残っていますし、ハースブレッド(直焼きパン)の表情ですね。
ゆっくりと製造現場も眺めていられませんでしたので、オーブンの機種も分からず終いですが、一番気になるところです。
断面ですが、大納言小豆のかの子豆がぎっしりと詰まっていることが分かります。
外観形状も立っていますし、吸水は一般的な68~70%程度でしょうか。
あん発酵バター(340円 税別)
我が家の定番、あんバターがありましたので、こちらも購入。
生地はソフト系のロール生地です。
名前の通り、発酵バターと粒あんがぎっしりと充填された商品です。
おいしゅう頂きました。(コメント、これだけかい!)