名古屋(近郊含む)で誕生し、今や全国区と言っても過言ではない飲食チェーン店があります。
今回、登場しますのは、カレーハウスCoCo壱番屋とコメダ珈琲店です。
どちらのお店も個人的に時々利用させて頂いているのですが、今回はCoCo壱番屋のカレーパンとコメダのゴディバコラボ:クロネージュ リッチショコラを御紹介します。
そして今年も、あのパンが。
【 目次 】
カレーハウスCoCo壱番屋
今から40年以上前の1978年1月、名古屋市郊外西枇杷島町にカレーハウスCoCo壱番屋1号店がオープンしました。
その後、1994年にはハワイ オアフ島にCoCo壱番屋を海外拠点1号店として出店するなど躍進し、現在(2021年2月末現在)では国内で1472店を数えるまでに成長しました。
ただし、昨今のコロナ禍におきまして、直近の全体売上は対前年比86.6%と苦戦し、店舗数も16店減少したようです。
それでも、内訳は(出店38店、退店54店)と積極的な出店も進めて、けっして単に店を畳んでいる訳ではありませんので、これからの奮起にも期待したいところです。
カレーパン
そのカレー屋さんで販売されていましたカレーパンがこちらになります。
全体的に濃茶色のやや長い形状のドーナツで、黒ゴマがアクセントになっています。
そして、底面には生地を綴じた跡が見られます。
ところで、このドーナツには焼色のコントラスト:ホワイトラインが見られません。
一般的にドーナツは片面ごとに揚げていきますので、側面にきれいな輪(リング状)のホワイトラインができます。
そのような痕跡がないことから推測しますと、もしかしますとこのカレーパンは潜水式でフライされているかもしれません。
追記(3/7):逆に側面には濃い焼色のラインが出ていますね。もしかしますと、下写真の具の多さから推測しますと、フライ時、通常以上に油中に沈んでいた可能性もあります。
生地の表面も、少々油を多く吸っているようにも見えます。
断面を見てみますと、空洞はどうしてもできてしまいますが、充填されています具の量が多めのような気もします。
食べてみての感想としては、やはりカレーのルーがとても主張していて全面に感じることができます。
コメダ珈琲店
コメダ珈琲店は、1968年に名古屋市で開店して、1975年には株式会社コメダ珈琲店を設立しました。(もう、50年以上も前のことなのですね。)
現在では、全国に873店舗を有し、以前に本ブログでご紹介しました『コメダ謹製やわらかシロコッペ』も10店舗を構えています。
クロネージュ リッチショコラ
日にちが経ってしまいましたが、コメダは2月5日、ゴディバとのコラボでクロネージュ リッチショコラを数量限定発売しました。
ゴディバのエグゼクティブシェフであるショコラティエ&パティシエのヤニック・シュヴォロ―氏が監修されているとのこと。
この日は、ランチ&スイーツタイムでクロネージュ リッチショコラとカツカリーサンドを注文しました。
下の写真ですが、一言添えますとクロネージュが小さいのではなく、カツカリーサンドが想像以上に大きいのです。
一部のファン層の方々の間では有名な話らしいのですが、コメダでは時折写真以上にサイズの大きい商品を提供する、いわゆる『逆』写真詐欺が横行しているとのことです(笑)。
クロネージュ リッチショコラは、ベルギー産カカオを使用したチョコレートバウムクーヘンをベースに、チョコレートソースを掛け、その上からバニラソフトクリームを絞っています。
さらに仕上げには、チップチョコとアーモンドプラリネがトッピングされています。
ゴディバとのコラボだけあって、濃厚なチョコは生地からもソースからも感じることができます。
ところで、元となっていますクロネージュは、ココアバウムクーヘンの上にソフトクリームを絞った商品となっています。
ココアの濃い色合いの黒とフランス語で雪を意味するネージュと組み合わせて、クロネージュと名付けられたそうです。
さて、ジャンボサイズのカツカリーサンドですが、使われていますパンはふんわりとした食感で、思ったよりも軽い食感で食べられます。
パンがカツを邪魔しないといった表現が、一番しっくりくるイメージです。
シロノワール
日を改めて・・・、コメダ珈琲と言えば、真っ先に連想されますのが、シロノワールではないでしょうか。
シロノワールは、1977年2月に販売が開始されて以来続いてきたコメダ珈琲の看板商品です。
デニッシュ生地の温かくふんわりした食感の丸いパンに、たっぷりとトッピングされたソフトクリートの相性を考え、パンの温度にもこだわっているそうです。
HPでは、『コメダ自慢のソフトクリームがパンの温度でトロリと溶けるよう絶妙なバランスを計算しています。』とありますので、できれば計算式を初期条件と境界条件も併せて明示して頂ければ、とも思っています(笑)。
そして、フレッシュチェリーではなく、缶詰めのシロップ漬けチェリーがひとつ・・・、ミスマッチのように見えて、これが見慣れてきますと時代を感じると言いますか、なんだかしっくりとくるものなのですね。
なお、この日もお昼時でしたので、季節限定バーガー「グラクロ」と併せて頂きました。(先日と同様に、しっかりジャンボサイズのサンドパンです)
いつもの!
そして、コメダ独特のサービスとして、常連のお客様への「いつもの!」に対応する接客術があります。
私はまだ常連になるほど通っているお店はないのですが、何回か通っているとわざわざメニューで伝えなくても『いつもの!』でオーダーを通してくれるそうです。
そして今年も、あのパンが
本ブログでは常連となっております近所のリテイルベーカリー:anopanが、昨年に続いて今年も季節限定で桜もち丸を販売しました。
以前にも解説しましたが、成形方法が独特なんですよね。
ところで、目次の『あのパン』のオチ、読まれてました?