今年もこの時期に、ローソンベーカリーからゴディバコラボの商品2アイテムを発売しました。

昨年の商品には、かなりインパクトを受けました。
ショコラブレッドの手作り感と、なんともう一品はゴディバコラボながらカレーパンだったのですから。
さてさて今年は・・・、ひとつ目はショコラメロンパン(230円 税込)です。

ココアを混ぜ込んだ黒い生地に白いビスケット生地のコントラストが目を引きます。

チョコレートは、国内製造のものとベルギー製造のものを両方使用しています。

ビスケット生地が、これだけきれいに被っているところを見ますと、メロンパンの成形機を使用していると推測します。

縦にカットしますと、ビスケット生地の端の部分が延ばされて薄くなっていることが分かります。

背割りでスライスされた生地には、チョコペーストとチョコチップがふんだんに挟まれていました。
ふたつ目はあんバターショコラ(210円 税込)、昨年のショコラブレッドとイメージが重ねります。

あんバターショコラにはカカオニブが入っています、試作上のこだわりでしょうか。

昨年も思ったのですけど、この歪な形状とクーリング後の加工のし辛さをあえて選択しているところがチャレンジですね。

底面を見てみますと、わずかにパンチングメッシュの跡がついています。
端から見た時の円形に近い形状を図っているものと推測します。

そして、背割りでスライスした生地にはチョコスプレッドが充填されていますが、この作業は間違いなく安定しませんし、作業されている方々の苦労が伝わってきます。

そこまで含めて、山崎製パンの商品開発力には国内メーカーの中でも突出したものを感じます。