今年もやってまいりました、ヤマザキ春のパンまつり!
私的には、パンの写真を撮る際に白地で無地のお皿と言いますのは、とてもありがたく使わせて頂いています。
さてさて、まずはロイヤルブレッドから始まって、今年も白いお皿を頂くべく点数を集めます。
と、少し強引ですが、大手製パンメーカーの製法と言えば概ね中種法ということで、今回は最近の中種ミキシングから分割までの連続生産ラインを解説したいと思います。
【 目次 】
第一発酵~分割機のライン構成
山崎製パンをはじめとします大手の製パンメーカーで採用されています中種法ですが、かつては[中種ミキシング - 第一発酵 - 本捏ミキシング - フロアタイム - 分割]といった工程は、それぞれ独立した装置を人がつなげるイメージでライン構成されていました。
製パン工場の中は、一例として概ねこのような装置の配置で、装置間はキャスターの付いたドウボックスを作業者が移動させている、といった状況です。
しかも、食パンの製造ラインで大型サイズのミキサーが導入されている場合、最大捏ね上げ生地重量で 1,350kg(カタログ値、なんと1トン超!)の生地がドウボックスに降ろされる可能性もあるわけですので、その重筋作業の程は想像に難くないと思います。
ところが、最近は立体倉庫型の装置システムが開発されて、高さ方向の収納スペースも有効利用して、パン生地をプログラム管理している工場もあるようです(カタログ調査より)。
装置カタログや特許公報からイメージされます生産ラインは、このような装置の配置となっていて、ほぼ無人での製造が可能です。
よくTVのバラエティ番組でパン工場でのミキサーで前面に生地が降ろされる場面が映し出されますが、もはや最新設備ではないということですね。
なお、ドウボックスの搬送にはフォークリフトのようなパレットを使用して、コンベア間を移設しますので、キャスターが床を転がる懸念もなく、異物混入の防止に寄与しています。
装置の並びを正面から見てみますと、このようなイメージでしょうか。
分割機以降は比較的早い時期から自動化が進んでいましたものの、連続バッチ式ながら分割機以前の工程にも自動化が図られるようになりました。
省人化によりますコスト減で安価に商品を提供するための企業努力の一例です。
もっとも自動化に関して、課題がすべて解消されているわけではありません。
本捏ねミキシングのタイミングや温度制御といった課題にも、今後、対応が図られていくものと期待しています。
ヤマザキ春のパンまつり 2022
2月に入ってから、TVでは頻繁にヤマザキ春のパンまつりのコマーシャルを目にするようになりました。
店頭にて
ところで、昨年は多くのスーパーやコンビニにおきまして、このパンまつりは例年と比較して盛り上がりに欠けているような気がしていましたが、今年も同様の傾向にあるようです。
しかし、その中にあって(近所のスーパーでは)唯一、しっかりとコーナーを製作して販売促進に努めているお店がありました。
昨年と同様に、今年もイトーヨーカドーは期待通りのパンまつりコーナーができあがっていました。
ところで、山崎製パンのHPを見ていて初めて知ったのですが、コンビニ・デイリーヤマザキの 「Yamazaki Best Selectionシリーズ」と「デイリーホット」は春のパンまつりの対象商品となっているそうです。
パンだけでなくお弁当やおにぎりなどからも点数を集められるとのこと。
個人的には、残念ながら近所のデイリーヤマザキは閉店してしまいましたけど・・・。
対象商品
効率的に点数を集めるのでしたら、やはり食パンを中心としました食事パン系の商品となりますでしょうか。
その代表格といえば、やはり食パンの中でもロイヤルブレッド(2点)です。
そのほかでは、ダブルソフト(2.5点)、超芳醇(2点)、となっています。
そして今回購入しましたのは、これも定番商品のランチパックです。
先の記事でもご紹介しました、人気No.1のピーナツをセレクトしまして、期間中には、人気No.2のたまごやNo.3のツナマヨネーズにも手が伸びそうです。
ところで、ランチパックといえば、作るときにできるパンの耳をラスクにした『ちょいパクラスク』もいまだに食品ロス削減の商品コンセプトからか、支持されているようですね。
パンの耳等の未利用食料の有効活用、さすがです。
そしてこの日は、仕事場での昼食にたまごロールを一品加えました。
点数が貯まるまでは、このような感じで食事量も増えていきそうです。
白いスマイルボウル
今年のプレゼントは、少し深さのあります『白いスマイルボウル』です。
プレゼントに必要な点数は、昨年に28点とそれまでの25点から増えていましたが、今年もその28点が必要です。
現時点で必要な点数の1/3弱ですので、今年もコツコツと集めることにします。