今日はバレンタインデーですね。
そして、またまたパスコからゴディバコラボの商品が発売されました。
パスコからは昨年11月にも、ゴディバのコラボ商品が発売されています。
他社も含めて、最近、ゴディバコラボの商品を目にする機会が増えたような・・・段々と希少価値も・・・。
今回もパスコから発売のゴディバコラボの商品は、パンと菓子が一品ずつです。
パンショコラ(258円 税別)
パン製品は、昨年11月がショコラブレッドで、今回はパンショコラです。
一般名称となっていますパン・オ・ショコラはフランス語で「チョコレート入りパン」を意味し、ペーストリー生地の商品が一般的ですが、商品のネーミングからして別の意図があるのかも、です。
HPでは、『ベルギー産チョコレート入りのチョコクリーム』を挟んだとありますが、パッケージに記載されていないということはチョコクリームが加工品だからでしょうか。
生地は、チョコペーストが練り込まれた玉生地成形の二つ玉でオープントップの型で焼成されています。
生地は、腹割でカッティングされて、板状のチョコレートが挟まれています。
使用されているのはセルクルのような枠ではなく、小型の食型のようです。
このサイズの商品はあまり見かけませんので、単体の型を平天版に並べていると思いますが、連型を製作しているとすれば、結構なイニシャルコストになっていると推測されます。
なお、食べた感想ですが、しっとりした食感の生地に板チョコのアクセントがおもしろいですが、個人的には昨年11月のショコラブレッドの方が好みです。
ケークショコラ(228円 税別)
菓子製品は、昨年11月がテリーヌショコラで、今回はケークショコラとなっています。
チョコレートの表示ですが、昨秋のテリーヌショコラでは『チョコレート(ベルギー製造)』となっていましたものの、今回は単に『チョコレート』と、なっています。
チョコクリームが練り込まれた長方形の形状の生地の表面にベルギー産シェーブチョコレートがトッピングされています。
やや密なココア生地は、同程度の幅のものが4枚重ねられ、それぞれの生地の間にはチョコレートクリームが挟まれています。
このような製品を製造しようと思えば、バンドオーブンに4列でバッター生地を流し、焼成・冷却後の仕上げ工程で重ねてから、一定間隔でカッティングすることになろうかと推測します。
断面からも、気泡が非常に細かく密な状態に見られます。(より細かく見てみますと、4枚とも1枚の生地の中心線辺りが詰まっているようにも見えます。)
食べた感想ですが、見た目からの予想通り重い食感でパサつきも感じられます。
個人的な意見ながら、生地のミキシング時にもう少し気泡を抱かせて、ふんわりした食感に仕上げた方が嬉しかったかと思います。
ただ、その場合には、4枚の生地を重ねることが生産ライン上で難しくなってきたり、重ねた後に下の生地が潰れて各生地の層の厚みが変わるといった問題が出てくるのかもしれませんね(勝手を言って申し訳ありません、でも、せっかくのゴディバブランドを冠した商品ですから)。
ショコラパウンドケーキ(2000円 税別)
なお、同じ売り場に並んでいました2000円のショコラパウンドケーキは、今回あまり購買意欲がわかず、スルーしました。