令和4年11月オープンのジブリパーク、内覧会も含めてチケットの入手は今のところとても困難なようです。
(エレベータ塔と、その向こうに見えますジブリの大倉庫)
かく言う私も内覧会で応募しましたすべてのチケットが外れてしまいました。
が、しかしです、ジブリパークのチケットがなくてもせめて雰囲気を楽しむ方法はないのでしょうか。
今回は、いつもと趣向を変えてジブリパーク(正確には、モリコロパーク)の楽しみ方を解説していきたいと思います。
【 目次 】
モリコロパーク
ジブリパークは愛知県長久手市の『愛・地球博記念公園(モリコロパーク)』内に点在するエリアで、スタジオジブリの世界観を表現した公園です。
2022年11月からは、『ジブリの大倉庫』『青春の丘』『どんどこ森』の三つのエリアがオープンとなります。
チケットはすべて日時指定の予約制で、ジブリの大倉庫(大人:2000円(平日)、2500円(土日祝))』『青春の丘(大人:1000円)』『どんどこ森(大人:1000円)』と、なっています。(なお、火曜日はモリコロパークが休園ですので、ジブリパークへの入場も叶いません。)
ですが、モリコロパークは入場無料です。(私は車で出かけましたので、駐車場代は500円掛かりました。)
そこで、今回はジブリパークの内覧会の抽選にすべて外れた私が、モリコロパークで体験した様子を解説していきたいと思います。
エレベーター塔
モリコロパークの開園はAM8時ですが、平日のAM8時40分頃の入園ですと、駐車場も公園内もほとんど人はまばらです。
ですので、エレベーター塔も人が写ることなく、このような撮影が可能でした。
ジブリの大倉庫
エレベーター塔を降りて少し歩きますと、エリア内の一番人気『ジブリの大倉庫』が見えてきます。
当然チケットを持っていませんので中へ入ることはできませんが、中では『となりのトトロ』の大きな木やネコバスで遊ぶことができたり、『借りぐらしのアリエッティ』や『天空の城ラピュタ』の世界観が広がっているそうです。
また、ここにしか売っていないお菓子等のお土産もあるとか。
遊歩道
ここからどんどこ森までは、緩やかなスロープの遊歩道になっているのですが、入口の門には・・・。
そう『千と千尋の神隠し』で神々の世界に通じる森におかれていた石像がお出迎えです(ちょっと不気味です)。
そして、さらに進んでいきますと、今度は『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場するタヌキのオブジェが。
お腹の出っ張り具合では、私といい勝負です。
なお、パーク内にはジブリのオブジェが10数か所に置かれていて、ジブリ作品のモチーフが楽しめるようになっていると、係りの方に教えてもらいました。
それら”隠れキャラクター探し”もおもしろそうです。
サツキとメイの家
遊歩道の先にはどんどこ森があって、ここには『となりのトトロ』に出てきます『サツキとメイの家』があります。
サツキとメイの家は以前からあった建物でしたが、近所でいつでも行けると思ってしまっていますと、つい行きそびれてしまうものなのでしょうね。
さて、遊歩道の先まで進んでいきますと当然今度は戻ってこなくていけない訳なのですが、このどんどこ森は園内の運行バスの終点になっていて、タイミングが良ければ、元来た地点まで運んでいってくれます。
ジブリパークのデザインをあしらった気分上々のラッピングバスです。
今回は、ジブリの大倉庫のバス停で降りて、そこから花畑を通って、『青春の丘』へと向かいます。
今の時期はコスモスが見頃で、お花畑の向こうにはエレベーター塔とこれから向かいます『青春の丘』の地球屋が見えます。
なお、このお花畑の向こうに広がります広大な大芝生広場は、寝転がって遊んでいても気持ちのよさそうな広場で、実際に小さなお子さんが笑顔で燥(はしゃ)いでいる姿がよく見掛けられました。
青春の丘
『耳をすませば』に登場する『地球屋』を目指して歩いていきますと、地球屋の階下部分が洞窟のような通路になっていて神秘的な感覚を覚えます。
ところで、地球屋に近づいてきますと・・・。
その近くのベンチにはお金のオブジェがあったのですが、このオブジェがどの作品のどのようなものなのか、けっきょく不分仕舞(わからずじまい)で・・・少々モヤモヤ感が残っています。
さらに進んでいきますと、地球屋の正面に出て、ここには『耳をすませば』に登場するロータリーをイメージした『ロータリー広場』と『猫の恩返し』に登場する建物『猫の事務所』も併設されています。
ショップ等
ジブリパークのチケットを持っていませんと、パーク内のお土産さんでお買い物はできない訳ですが、エレベーター塔の入口手前にもカフェやショップがあって、ここでもジブリのお土産を買うことができます。
この日購入しましたのは、実用性?も考慮してカオナシのミニタオル。
今度の出張の際に使います(ア~、ア~・・・)。
(10月31日追記) どんどこ森のどんどこ処(どころ)という小さな休憩所もジブリパークのエリア外ですので、だれでも立ち寄ることができます(ただ、私が行きました時は開店前で入れませんでした)。
どんぐり型のバードコールやどんどこ飴、どんどこ傘、極ふつうのラムネ等が販売されています。
あとがき
いかがでしたでしょうか、無料でもそれなりにジブリパーク(で×)を楽しむことができると思いませんか。
今回の散策ルートを描いてみました(ちゃんと動きますか、心配ですが・・・)。
ただ、オープンの11月以降は人出も増えることが予想されているようですね。
今後は、2023年度オープン予定のエリアに『もののけの里』と『魔女の谷』があります。
私の狙いは、『魔女の谷』に整備予定の『グーチョキパン店』です。
そう、『魔女の宅急便』に登場し、魔女のキキが住み込みで手伝っていました、あのパン屋さん。
ここのパンは是非とも食べてみたいと思っていますし、その時はチケットを購入して入場するつもりです。