当初の予定では『ドイツのフランクフルトに来ています』で書き始めようと思っていたのですが、結局記事を上げるのが延び延びになり、帰国後になってしまいました。
なお、残念ながら仕事です。
海外のある特徴的な製パン機械について調べることが目的の出張でしたが、やっぱりパンの本場でもありますから、それなりの市場調査もしていきたいですね。
【 目次 】
国内移動
今回は、同行します企業の方と成田空港で合流するため、前日に国内移動(名古屋⇒東京)となったのですが、実は私、初めて成田エクスプレスに乗りました。
出国審査
そして翌朝の成田空港では、出国審査後にJALのラウンジで朝食を頂きましたところ、パンのコーナーには小サイズのたい焼きも(おまけにティラミス)。
ところで、今では顔認証で出国審査が済んでしまうのですね(技術の進歩にビックリです)。
往路
以前であれば成田空港からドイツ・フランクフルトまでは12時間ほどの飛行時間だったそうです。
ところが現在は飛行機がロシア上空を航行することが叶いませんので、航路としましてはアラスカ⇒北極海を経由する、ずいぶん遠回りなルートを取るしかないようです。(画像は、機内で撮影しました航行ルートの画面)
遠回りは一目瞭然ですけど、この航行時間はけっこう年齢的な体力に響きます。
機内食は3回(①夕食、②夜食?、③朝食)といったボリュームの食事です。
ただ、ここでちょっとした感動が。
2回目の食事に出てきましたのが、浅野屋のスイーツ系の直焼きパン。
浅野屋といえば軽井沢が発祥で、最近では東京都区内にいくつもの店舗を展開しているようです。
軽井沢のお店しか知らない自分としましては、まさか機内で浅野屋のパンが食べられるとは、といった感じです。
ホテルにて
フランクフルト国際空港には訪問先の企業の方がお迎えに来て頂け、そこから車で90分ほどのコブレンツという小さな町にホテルを用意してくれていました。
ただし、ドイツではアウトバーンと呼ばれますハイウェイをとんでもないスピードで車を走らせますので、走行距離はけっこう出ていると思います(後で、フランクフルト空港とコブレンツの距離を調べてみようと思っています)。
けっして豪華なホテルではありませんが、室内、アメニティ、朝食と、どれも充実していて、文句の付けられるものはありませんでした・・・トイレにウォシュレットが付いていれば最高でしたが。
それと、訪問先の企業が Welcome のプレゼントで、ポロシャツとお菓子(チョコレート&グミ)のセットをベッドに。
こちらも仕事で来ているのに、このような細やかな心配りが嬉しいですね。
ホテルでの朝食は、やはりパンが充実しています。
ペーストリー系と並んで、やはり本場のカイザー等のハード系のパンはしっかりと味わってきました。
ドイツ国内の移動
なんとか3日間(前後の移動日を含めて5日間)の仕事を終えて、日本に戻る日がやってきました(写真は、早朝のコブレンツ駅)。
以前の記憶と同様に、ドイツの駅では改札がなくて、人を介さず電車に乗り込んでしまうことができます。
その代わり、社内で抜き打ちの乗車券のチェックが入るのですが、そこで目的地までのチケットを持っていないとキセル乗車として扱われるそうです(今では、昔の話かも)。
同行の日本人スタッフとも話をしていましたが、改札の人件費節約を考えるのなら SUICA のようなICカードを導入した方が効果は出そうな気がするのですが・・・。
運がいいことにホテルから駅までは1ブロックの距離で、しかもフランクフルト行きの特急列車はコブレント駅が始発です。
通信手段
フランクフルト国際空港は現在工事中のようで、そのせいでしょうか、空港のフリー wi-fi の通信速度が遅く、あえて持参しましたモバイル wi-fi を使用していました。
私はレンタルのモバイル wi-fi の他に、通信手段として使用しています iPhone と日常テザリングで使用している楽天携帯を携行していったのですが、楽天携帯は最初から2GB付いています高速データ通信がそのまま海外でも使用できました。
結局、ホテルや訪問先の企業ではフリーの (快適な通信環境の) wi-fi がありましたので、楽天携帯の使用データ量は 0.4GB で済みました。
ちなみに、2GBを使い切った場合には、通信速度が遅くなるか、高速通信を希望する場合には1GB 500円で追加チャージできるようです。
なお現地での連絡や家族への通話ですが、通常の国際電話では高額になってしまいますので、LINE通話をフル活用です。
復路
フランクフルトから成田への復路のフライトは往路と異なって、黒海・カスピ海を通ります南回りのルートとなっていました。
ロシア上空を避けるところは同様ですが、地球の自転の影響でこの時には12時間30分ほどの飛行時間で成田空港に到着です。
仕事とはいえ、久方振りの海外で十分にドイツを満喫してきました。
引き続き『②イベント編』『③ベーカリー編』の記事を上げられれば、と思っています。