この商品を見かけましたのが、昨年の11月でしたから、ずいぶん日にちが経ってしまいました。
最近でも、まだ販売しているか、不安なところもありますが、スーパーの冷蔵のコーナーでふと目を落とした先に、この商品は並んでいました。
山崎製パンが発売しました、『ふわふわホイップクリームドーナツ』です。
この時は、他にもフレンチクルーラーとチョコサンド(チョココーティング&チョコクリームサンドのケーキ、共に4個入り)が並んでいたのですけど、パン酵母が入った『パン』はこの1種類だけでしたので、とりあえずこの商品のみ。
消費期限が(購入日+3日)ありましたから、もうひとつくらい買っておいてもよかったかなぁ、と思ったりもしましたが。
この頃は、特にリベイクや冷凍といった、消費者が従来とは異なるシチュエーションでパンを食べる傾向が見られていました。
ひと手間を掛けて食する商品が数多く目立ち始めていた頃、戦略のひとつとして、このような商品にもトライしていたのでしょうか。
それにしても、山崎製パンの商品開発力には脱帽です。
帰宅して、とにかく冷えているそのままの状態で食べてみました。
生地は歯切れがよく、さっくりとした食感で、同じ冷蔵温度帯の八天堂のクリームパンとはまったく性質が異なりますが、ホイップクリームのふわふわ感と合わさって、この生地は正解ではないでしょうか。
新商品を開発する切り口はいろいろありますが、そこから定番商品と呼ばれますロングヒット商品として定着するものはほんの一握りです。
かつての、ランチパックやダブルソフト(山崎製パン)、スナックパンや超熟(パスコ)、ネオバターロールや本仕込み(フジパン)のような、画期的な新商品が待ち遠しいです。