もっと早くにご紹介する予定でした商品の写真がずいぶん溜まってしまい、リアルタイムでのご紹介は叶いませんでしたが、それでもせめて備忘録として残しておければ、と出すことにしました。
小枝みたいなパン(138円 税込)
ファミマベーカリーで見かけました、森永製菓とのコラボ商品で、製造元はパスコです。
パッケージには、小枝チョコ50個分の重量との記載があります。
もっとも、総重量で50個分ということで、全体で多くの重量を占めていますのは、チョコレートではなくて、当然小麦粉です(パンですから)。
ところで、上部にはアーモンドにチョコレートが掛けられていますが、おそらく[最終発酵]⇒[アーモンド乗せ]⇒[焼成]⇒[冷却]⇒[チョコ掛け]といった工程ですね。
側面には、所々チョコレートが垂れていて、チョコのカーテンを潜ってきた形跡が見られます。
生地のロールパンは、プレス天板が使用されています。
ココアが混ぜ込まれたロールパンの生地でしょうか、背割りでカットされてパフ入りチョコクリームが充填されています。
パスコには、定番商品で銀チョコロールというロールパンがありますが、ほぼ同様の製パン工程と推測します。
CoCo壱番屋監修ミニカレーパン(140円 税込)
以前の記事で、CoCo壱番屋のカレーパンを紹介致しましたが、今回はコラボ商品です。
製造元は、山崎製パン。
ミニサイズのカレーパンが、3個入りです。
CoCo壱番屋が監修されているということですから、フィリングに関しては同店の提供かもしれません(CoCo壱番屋としましても、レシピを教えて他社で作らせたくはないでしょうから)。
外観形状から、よく膨らんで高さ(腰)が出ていることが分かります。
そして断面ですが、生地の上下面で内相の状態が大きく異なっています。
パンをカットしました際に空洞が潰れてしまいましたが、カレーパンには珍しく(片側とはいえ)しっかりと気泡が見られています。
チロルチョコパンきなこ(138円 税込)
こちらもファミマベーカリーのチロルチョコぱんです。
チロルチョコのメーカーは、会社名もチロルチョコ株式会社なのですね、初めて知りました。
こちらは、『チロルチョコ きなこもち』の味をイメージして作られているようです。
そして、製造元は山崎製パンです。
焼き色は、『チロルチョコ きなこもち』を意識してか、やや薄く仕上げています。
しっかりとホワイトラインも出ていますので、連続製パンでしたら、使用していますのはトンネル式オーブンでしょう。
ただ、底面から形状を見てみますと、なんとなくやや四角っぽいような・・・チロルチョコを意識して?
プレス天板ではなく、平天版を使用されているようですので、四角い形状を出すのは大変だったと思います。
そして、包餡成形には機械装置を使っています。
チロルチョコパンミルク(130円 税込)
そして、同様にファミマベーカリーのチロルチョコぱんですが、こちらは『チロルチョコ ミルク』バージョンです。
ですが、製造元は先ほどと違って、パスコ(敷島製パン)です。
同じシリーズのパンで、製造メーカーが異なることもあるのですね。
上からの形状ですが、若干膨張が足りないところもありますものの、四角の形状を出す意図は感じられます。
側面には、枠と生地が接していた跡が付いていますので、明らかに前述のチロルチョコパンとは成形方法が異なります。
底面には、天板と生地との境界も見られますので、型ではなく、平天版に四角の枠をはめて、最終発酵・焼成を行ったものと推測します。
こちらの成形は手作業ですね。
ただ、この成形が意図的ではないとしたら、手慣れていない方の包餡作業ですね。(包餡の際、慣れていませんと、なかなかフィリングを詰められず、ついつい生地をたくさん底に積めてしまいます。よく『薄皮まんじゅうパンを作っているんじゃない!』と工場で指導されていた新人さんを思い出します。)
2月22日 ネコの日に
ネコに絡んだネタが、カレンダーしかありません。
週めくりカレンダー2022『人生はニャンとかなる!』
今週は、ソニー創業者・盛田昭夫氏の言葉も添えられています。『原稿を読んでいては絶対、人は口説けない。』
でも、なんだか毎週励まされています。(仕事場のデスクの上から)