黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

中国のパン事情 ~ (4月)安徽省徐州市のリテイルベーカリー

SHARE JIDO 夏芝栄

 久々の休日なので、ランチを徐州市のリテイルベーカリーで取ることにしました。

 今回、訪れましたのは SHARE JIDO という店舗です。

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 この店舗は、人や車が多く通りすがる大通りの角に位置していて、イートインのコーナーも設けられている(この町では数少ない)店舗です。 

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 今回は、購入しました商品をお店で適当なサイズにカットして頂き、できるだけ多くの種類のパンを食べてみました。

 商品の価格的には、日本よりやや安価といったところです。

・フレンチトーストのサンドウィッチ(7.0元 約119円)

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 中国では、肉松という食材が幅広く人気を集めていて、フレンチトーストにこの肉松とハムがサンドされている商品です。

 日本人には馴染みの薄い肉松ですが、中国では至る所で目にする非常にメジャーな食材です。

 例えるなら、太巻き寿司に使われていますピンク色の田麩が日本では魚肉を使って作りますが、これを肉で作った甘口の食材と思って頂ければいいかと思います。

・チーズとコーントッピングのトースト(9.8元 約166円)

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 チーズとコーンがトッピングされていましたので、昼食用にと選んだつもりだったのですが、実はパン生地の方にカスタード?が折り込んであって甘口の商品でした。

 慣れれば?、癖になるかもしれませんが、おそらくそこまでリピートしないような気がしています。

・舟形成形生地のポークチョップサンド(7.8元 約133円)

 写真が抜けていますが、サンドイッチ感覚のハンバーグサンドです。

 パン生地は、白焼きのバンズ生地のような感じで具材との相性は普通に良いように感じました。

・ミニデニッシュ ホットドッグ(3個入り 10.0元 約170円)

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 デニッシュ生地でソーセージを挟んだ(ソーセージをトッピングした?)商品です。

 外観から、層は比較的きれいに出ていたのですが、食べてみると歯切れがよくない感じがして、内相を見てみますと結構目が詰まっている状態です。

 パンチング天板に載せて、コンベクションオーブン焼成したようで、底の面には天板跡がくっきりと残っていました。

・毛毛虫パン(7.5元 約127円)

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 そのネーミングになかなか馴染めない毛虫パンです。

 ロールパン生地にカスタードペーストを線状に掛けた製品です。

 今回の商品は、斜めのカットでホイップしたバタークリームがサンドされていました。

 とにかくソフトなのですが、多量の油脂が使用されているかのような食感です。

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 今回購入はしなかったのですが、広く支持されている商品のようでコンビニの棚でもよく見掛けます。

 シンプルで飽きがこない商品です。

 最後にイートインコーナーの飲み物ですが、比較的日本と近い価格設定で

・ドリンク類(15~16元 約255~272円)

でした。