北海道以外では、食べられない!
それでは、ペンディングとなっていました、Pasco夢パン工房の製品についてリポートします。
棚に並んでいます商品は、どれも北海道産小麦を使用したパンということで、それだけでも十分にプレミアは付いていますね。
その中でも気になりましたのは、ゆめちからを使用しました超熟食パンと直焼きパンの超熟ハース、そして白焼きの豆パン:もちっと金時豆でした。
結局、購入しましたのは、超熟ハース(237円 税込)ともちっと金時豆(151円 税込)だったのですが、実はゆめちから超熟食パンは手稲の店舗で造られたものを食べたことがありましたため、今回はあえて外しました。
ところで、もちっと金時豆は品定めをしているちょうどそのタイミングで焼き上がったパンが出されてきましたので、場の勢いで買ってしまいましたところも多分にあるのですが。
店員さんが商品を並べている最中に、つい『それ、ください。』って。
そんなリテイルベーカリーあるあるとか、ないのですかね~。
アイスカフェラテを追加注文して、店内のイートインスペースにてもちっと金時豆の試食です。
看板に偽りなしです。
白焼きパン独特のもちっと感が生地に十分に出ていて、金時豆の少し大きめな粒感とのマッチングが良好です。
もちろん、甘すぎない生地に金時豆の甘さがコントラストを付けますので、食感だけではなく、食味でも楽しめる製品です。
実は、ここのイートインコーナーにはトースターも置かれていて、購入した商品を好みにトーストすることができます。
さてさて、それであれば超熟ハースをここでトーストして食べてみようか、考えていた最中でした、敷島製パン在籍時の知り合いが声を掛けてきてくれたのは。
結局、いろいろと話に花が咲いてしまいましたので、その後は超熟ハースを食べるタイミングもなく、当初の予定の通りにテイクアウトとなりました。
超熟ハースは、帰宅後に…、そのお味は?
帰宅して家族に超熟ハースを見せてみると、やはり興味津々な様子。
ハースブレッドにしては触感がソフトで、内相も一般的なバゲットのような製品とは程遠く、目が細かくて揃っています、菓子パンに近いです。
その内相の影響もあってか、クラムの色も白さが印象的です。
トーストして、食べてみました。
通常ですと、ここで歯切れ、口溶け、引き、等を評価するのですが、真っ先に出てきました感想はシンプルに『うまい!』の一言でした(あくまで、個人評です)。
一般的なハースブレッドとは一線を画していて、それでいて菓子パンでもない。
この製品は一般的なハースブレッドと比較してはいけない、などとあれこれ思い巡らせていました一方で、ふと、この製品が本州で買えない残念さもふつふつと沸き起こってきました。
敷島製パン様、超熟ハースを本州で製造販売する予定はないのでしょうか!