黒猫サンタさんのパン作りブログ

プロのベーカリーと製パン企業のみなさまへ

街の菓子屋さん・・・のパン ~ シャトレーゼの無添加シリーズ

 街でよく見かけるシャトレーゼ、ここではパンも売っています。

 先日、ここで遭遇した些細なことなのですが・・・。

 

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【 目次 】

 

店内を見渡すと 

ありました、無添加食パン

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 湯種法を使用した商品です。(もっちり感、を大きく謳っていますね!)

 無添加というだけあって、イーストフード、乳化剤、保存料などの添加物は使用しておりません、と、あります。

 価格は、180円(税別)。

 スーパーやコンビニ以外で、この価格を出されていますと、なにやらとてもお得感があるような気になってしまいます。

 きれいにホワイトラインも出ていて、焼色は気持ち薄めといったところでしょうか。

 今のトレンドのような気もしています。

(う~ん、一般的な焼減率の値を考え直した方がいいかも…。)

 

バターが香るクロワッサン

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 フランス産発酵バターをたっぷり使用した商品です。(4個入り 280円)

 巻き目が揃っていて、層もきれいに出ています、外観形状は良好です。

 持ち帰って、自宅で軽くトーストするとさらに一層、バターの風味が楽しめるのではないでしょうか。

 

玄米まるパン

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 1袋(2個入り)にレタス2/3個分の食物繊維が入っているそうです。

 そして、その玄米まるパンにクリームチーズを充填した商品も。

 

テーブルロール ぶどう

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 実は、私はレーズンが苦手です。

 ところが、この商品には粒まるごとのレーズンではなく、細切れになって混ぜ込んであります。

 もしかして、このレーズンパンなら私でも食べられるかも・・・。

 次回は、購入して試してみようと思っています。

 

バターロール・・・ん?

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 商品札にはバターロール(4個入り 180円)とあるのですが、一般的なバターロールと言えば・・・。

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 こんな感じですよね。

  一瞬、ペコバのネタを思い出しました、縦にロールしたバターロールがあってもいい・・・。

 時を戻そう。

 少し興味が湧いてきましたので、結局、購入して食べてみることに。

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 包装は、包装紙の閉じ口がライトシールとなっていて、クロージャーで留めてあります。

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 高さがあってサイド面の焼色が薄いので、おそらくセルクルを使用しているものと思われます。

このバターロールの成形方法

 商品を上面から見ますとQ字成形のようにも見えますが、おそらくシート生地から整形していると思います。

  

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 珍しい成形方法ですが、厚めのシート生地を1周半程度にロールして、その生地を縦カットした後に、セルクルへ詰めているのでは。

 あとは、そのまま最終発酵を取って、焼成です。

 ちなみに、このバターロールを食べた感想ですけど、食感は非常に軽くて歯切れがよく、一般的なバターロールの歯ごたえとは全く異なる食感でした。

 バターロールという名称の由来については、フランス・ブルターニュ発酵バターを使用していることで、バターへのこだわりを伝えたかったのでは、と理解しました。