カフェ・ド・クリエのモーニング
ふとした瞬間に、パンは日常に浸透しているなと感じる時があります。
先日、家族を近くの公立病院へ連れていきました折、待ち時間に病院内で営業していましたカフェ・ド・クリエに入って、時間を潰していました。
比較的朝の早い時間でしたので、モーニングの時間帯だったこともあり、自宅での朝食後、この日は2度目の朝食を食べることになりました。
まだ、受付時間を過ぎたばかりということもあって、店内はとても空いています(ただ30分もすると、店内は満席になっていましたが)。
普通にトーストを食べたかったので、店頭にメニューが出ていましたソーセージセットを注文したつもりが…。
出されましたのは、ツナサンドセット!
よくよくレジでのメニューを見てみますと、私がトーストの感じだけで『これっ!』と指したセットが、実はツナサンドセットという、なんとも不注意極まりないことが理由でした。
とは言いましても、別段、ツナサンドが苦手な訳でもなく、これはこれで美味しく頂きます。
と、ここでふと気付いたことが…。
食パンが甘くない!
どうも最近甘みを感じる食パンを頻繁に食べてきたせいか、こんな当たり前のことにちょっとした驚きを持ってしまった自分に返ってびっくりです。
もっとも、ここで使用されていました山形食パンは一般的な市販の食パンと比較しましてもリーンな風味が強く感じられるパンでしたので、そのこともインパクトを与えた要因かもしれません。
サンドされているものがツナですので、食味の点からも当然それに合ったパンがチョイスされるべきで…。
カフェ・ド・クリエはしっかりと製品設計ができていると、ほくそ笑んでいる自分を、もし、見ず知らずの第3者の方が見られたら、きっと気味の悪い思いをされたのでは、と心配になってしまいます。www.santa-baking.work
そういえば、以前家族に買ってきてもらいました食パンでも塩味の効いた食パンがありました。
当時は、ビールのお供にパンを付けるといったトレンド情報もあって、紹介をさせて頂いたと記憶しています。
京都でも、甘くない(基本的においしい)食パンと出会いましたが(下鴨神社前 ナカガワ小麦店)、こちらはシンプルにリーンな商品で、小麦の風味を十二分に堪能できる食パンでした。
京都は一人当たりのパン消費量が全国トップの地域らしいです。
そんなパンの激戦区で行列ができるだけのことはありますね。
さてさて、今年春の京都旅行のホテルをそろそろ押さえておきませんと…。