よく行く近所のファミリーマートの入口でふと見上げてみますと、『3日で100万個売れた、ファミマ・ザ・パンシリーズにクリームパン新登場‼』のキャッチが。
実は、数日前にも気付いて店内を探してみたのですが、その時にはクリームパンが完売状態で買えませんでした。
が、この日はなんとか3個残っていて、買うことができましたので、そのリポートなのですが、後半では食品添加物について少々・・・。
【 目次 】
ファミマ・ザ・クリームパン(128円 税込)
外観
棚には、ファミマ・ザ・パンシリーズのメロンパンとカレーパンが一緒に並んでいて、堂々のデビューといったところです。
生地の成形方法はパーカー成形で、これに関しましては以前の記事でも解説させて頂いています。
ガス抜きをして小判形に伸ばした生地にクリームをデポジットし、二つ折りして綴じます。
焼き色は標準的なきつね色で、きれいな光沢も生地全体に均一に出ています。
生地が沈んでいて(生地の柔らかさのせい?)分かり難くなっていますが、ホワイトラインも出ていますので、平天板を使用してトンネルタイプのオーブンで焼成しているようです。
右側の生地がちょっとはみ出しているのはご愛敬、ということで。
内相
生地の色は(卵の関係?)黄色味掛かった色調で、中にはカスタードクリームがしっかりと包餡されています。
外観の潰れているところは、カスタードクリームが包餡されて空洞になったところです。
風味・食味・食感
パッケージを開けて食べてみますと、まずカスタードクリームの風味がしっかりと感じられ、生地も菓子パンならではの甘さを感じます。
食感はしっとりしてソフトなのですが、最近のトレンドなのでしょうか、ずいぶん吸水を感じる食感となっています。
でも、けっして口の中でダマにならず、口溶けは良好です。
食品添加物に関して
もちろん健康被害となるようなことは容認できませんし、いろいろな意見はあると思いますが、私個人の見解として、基本的に食品添加物の使用は肯定派です。
(一部のメディアで極端な使用例を持ち出し、あたかも人体に被害があると書き立てるプロバガンダのような報道の在り方には疑問があります。その理屈であれば、ほとんどの人が毎日摂取している塩は体重1キログラムあたり0.5~5グラムが致死量と言われていますので、体重が10kgの子供であれば、一度に5gの摂取で死に至るケースもあり得ます。)
それは、食品添加物を含みます製パンの原材料を製造している企業の方々も、より安心・安全でおいしいものを作ることで消費者へ笑顔を届けたいとの思いで、懸命に業務に就かれていることを現場を通じて感じているためです。
ただ、原材料が専門ではない私が、このような原材料表示を見てしまいますと、いろいろと疑問が出てきます。
同じカテゴリーの原材料が複数含まれています。
途中から項目毎の色分けも諦めました。
例えば、穀物類ですが、小麦粉の他、小麦粉や小麦たん白を含みますミックス粉、そして別途小麦たん白に加工デンプンが含まれます糊料と別途の加工デンプン。
発酵関連でも、発酵種にパン酵母を併用することは多々ありますが、それに加えて発酵風味料、膨張剤に香料が記載されています。
(HPの商品説明では、『パネトーネ種を使用して』と記載されていましたが、風味付与の目的であれば、どうして発酵風味料や香料を併用するのでしょう。どうして、発酵種に加えてパン酵母まで使用しているのに、膨張剤まで使用しているのでしょう? 発酵種が、pH調整による保存性の意味合いであれば、どうして他にpH調整剤や保存料、ビタミンC、酸化防止剤を入れているのでしょう。こうなりますと、イーストフードはどのようなものを使用しているのでしょうか。)
味や香りが強いカスタードクリームを包餡している製品の生地に、糖や油脂類、保存料も同様に複数見られます。
このパンの品質を得るには、これほど多くの食品添加物を含めた原材料が使用される必要性があったのか・・・専門ではない私には理解が難しいです。
当然、安全ではあると信頼していますが、もし、一般の消費者の方々がこの原材料表示をしっかりと見ていたら、気持ちよく食べられるものでしょうか・・・、そしてこのようなことから食品添加物ほかの原材料のイメージが世間一般に損なわれてしまわないか、そのようなところを危惧します。
少し気分を変えて
近所に日本茶専門店の『茶のいろは』というお店があります(今後の記事にも『お茶』で少し登場する予定です)。
このお店ですけど、日本茶がおいしいことは当然のことながら、実はかき氷も結構人気なんです。(食べログのコメントには、おいしいかき氷屋さんとも・・・)
こちら、桜みるくです。
そして、こちらがいちごみるくピスタチオです。
あ~、すっきりしたい!